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高分化癌

癌の最終形態

世間で言われるところの癌とは一般的に高分化癌のことを指しています。
癌には分化度といわれる過程があり、細胞の成熟度合いに合わせて未分化から低分化、高分化へとの変化していきます。高分化癌とは、いわば最終的な段階といえる状況なのです。

正常な細胞に近い形態の癌

では癌細胞の分化とは、どのようなものなのでしょうか。発生した癌細胞は当初その部位の組織との間に類似性はあまりない状態にあります。これは癌細胞の形が未成熟であることを意味しています。これが次第に成熟とともに周囲の組織や正常の細胞に近くなっていくことを分化と呼んでいるのです。その成熟度合いが高くなった状態を高い分化癌というのです。

ですから、高分化癌の特徴は他の正常な細胞に似た形をとっていること。形がハッキリしている点に特徴があります。肺癌なら腺癌や扁平上皮癌などが例として挙げられるでしょう。

転移・浸潤リスクは未分化癌ほど高くはない

成熟し、完成したイメージがあるため、高分化癌は悪性度が強く、恐ろしい印象もありますがじつは低分化、未分化癌に比べると悪性度は低く、死亡率も低くなっています
また、低分化、未分化癌は増殖のペースが非常に速く、周囲への浸潤、転移のリスクが高くなっていますが、高分化癌はそれらに比べるとペースは遅いため、被害の拡大が急速に行われることも少なくなります。

癌細胞には高分化癌と低分化癌が混在していることも多く、その状況を確認することで癌の進行を確認することもできます。もちろん、低分化、未分化に比べて安心できるというわけではなく、早期発見による治療が必要なのはいうまでもありません。

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