肺癌について知ろう!トップ > 手術による合併症肺塞栓(特徴・症状・原因)

肺塞栓(特徴・症状・原因)

同じ姿勢を続けることが原因

肺癌治療がもたらす合併症の中でももっとも恐ろしく、注意が必要なのが肺塞栓です。
これは手術後に血栓ができてしまい、肺の血管を詰まらせてしまう症状のことです。

なぜ、肺癌の手術を行った際に生じやすいのでしょうか。それは肺癌の手術は患者への負担が大きいため、術後は長期間に渡って安静にしておかなければならないからです。
同じ姿勢を続けていると血栓が生じるエコノミー症候群が広く知られていますが、肺癌の手術後にも同じような状況となるため、血栓が生じるリスクが高くなるのです。

症状は呼吸困難を伴う

この血栓が肺の血管を詰まらせた場合、呼吸困難や胸の痛みとなってあらわれます。
また血痰や発熱、発汗といった症状が伴うこともあります。その意味では比較的自覚症状がわかりやすく、患者自身が判定しやすい合併症といえるかもしれません。
しかし気づきやすい反面、放置しておくと肺梗塞など命にかかわる深刻な状態に発展してしまうことがあるので早めの対処がポイントとなってきます。

治療方法について

治療方法は血栓を溶かす血栓溶解剤抗凝固薬が使用されるほか、重症の場合には外科手術カテーテルによる血栓の除去も必要になってきます。

再発の可能性が高い特徴がある

さらにもうひとつ、肺塞栓は一度発症すると再発するリスクが高くなるといわれており、予防も重要なポイントです。肺癌手術で体力が低下したり、呼吸機能が低下した場合、どうしても体を動かす機会が少なくなりますが、屈伸運動など適度に血液の流れを促進する動きを取り入れることで血栓の発生を防ぐ対策も求められるでしょう。

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