肺癌について知ろう!トップ > 手術による合併症気管支瘻(特徴・症状・原因)

気管支瘻(特徴・症状・原因)

気管支瘻は手術による合併症

肺癌の手術を行った際に生じるリスクのひとつに気管支瘻があります。
肺癌手術によって生じる恐れがある合併症のひとつで、気管支に何らかの問題が生じることで呼吸機能が低下するなどの問題が生じます。

気管支の縫合ミスが最大の原因

直接の原因は手術の際、気管支の縫合がうまくいかなかったことによって穴が開いてしまうことです。それによって呼吸がうまくできなくなるだけでなく、気管支の内部にある内容物が外の胸腔に漏れ出てしまい、炎症が起こしてしまうこともあるのです。
その結果同じく肺癌手術の合併症として知られる濃胸が生じてしまいます。
この濃胸とは胸膜の炎症によって胸水の量が増えてしまい、それが原因で細菌が増殖してしまう症状のことです。

発症時期で分類される特徴が

とくに肺の切除手術を行った際にこの気管支瘻が生じやすく、とくに注意が必要です。
なお、この気管支瘻は発生した時期によって2種類に分類されます。まず手術後早い段階で生じたものを「早期気管支瘻」、術後2〜3ヵ月程度経過した後で発生したものを「晩期気管支瘻」といいます。

症状について

自覚症状としては喀痰や血痰、発熱といったものが挙げられます。ただ理由と症状から自分で疑いをかけられるケースはほとんどないのも特徴として挙げられるでしょう。

この気管支瘻は、治療が困難な点においても大きな特徴があります。数ある肺癌治療の合併症の中でももっとも治療が難しく、濃胸が併発した場合にはとくに治療が難しくなるようです。
それだけに手術をしっかり行ってくれる医療機関を選ぶとともに、術後の観察が重要なポイントとなってきます。

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