肺癌について知ろう!トップ > 病期について肺癌のM分類について

肺癌のM分類について

遠隔転移の度合いで分類される

癌でもっとも恐ろしいのは転移です。とくに原発巣がある部位とは離れたところに転移してしまう遠隔転移に注意が必要です。癌を放置し続けてしまった結果、手の施しようがないほど全身のあちこちに転移してしまっている場合も少なくありません。

肺癌の場合、とくに遠隔転移が起こりやすいといわれています。心臓が近くにあり、気管支や大血管、リンパ節なども存在しているため、血液、リンパを通してあちこちに転移してしまうリスクが高いからです。そんな遠隔転移の度合いを確認する基準となるのがM分類です。

シンプルな分類方法

他のT分類、N分類が症状の度合いに併せて細かく分類されているのに対し、M分類は比較的シンプルな分類内容となっています。分類は2段階のみ。

まずM0は遠隔転移が見られない状態。より正確には脳、骨、肝臓、副腎などの臓器への転移が見られないことを言います。
一方M1は遠隔転移が見られる状態。脳、骨、肝臓、副腎などの臓器へ転移が見られていることになります。なお、転移の度合いや部位による分類は行われてません。

治療の範囲を決めるのに用いられる

これは肺癌の分類の中でももっとも大きなボーダーラインとなるのでしょう。
M0ならまだ肺癌の治療だけで事足りることになりますが、M1になってしまうと転移した部位にまで治療を行う必要がありますし、さらなる遠隔転移を防ぐためにも全身のケアを念頭に入れて治療計画を行う必要があるのです。肺癌のステージにおいてもN1は最終段階となる�W期に分類されており、いかに重大な状態かがわかります。

スポンサードリンク


Copyright (C) 中高年の病気や症状 All Rights Reserved. ※当サイトのテキスト・画像等すべての転載転用、商用販売を固く禁じます。