肺癌について知ろう!トップ > 検査による合併症気胸(原因・症状・治療)

気胸(原因・症状・治療)

気胸は肺から空気が漏れる症状

肺癌の検査・治療を行う際にもっとも注意が必要なのが気胸です。検査・治療の合併症として生じることも多く、その予防・対策が医療機関の重要な役割となります。では気胸とはどのようなものなのでしょうか。

肺には胸膜があります。この胸膜に穴が開いてしまうと空気が漏れ出てしまい、呼吸が苦しくなってしまいます。肺は正常な状態だと呼吸に併せて膨らんだり縮んだりを繰り返しています。
肺癌の検査でCTを撮影する場合に呼吸を止める必要があるのもこの動きをできるだけ抑えるためです。しかし空気が漏れ出てしまった場合、肺を膨らませるに十分なだけの空気を確保することができず、呼吸が困難になってしまうのです。

空気の漏れている量が重要

気胸の場合、どの程度の空気が漏れ出てしまったかが重要なポイントとなります。
あまり大量の空気がもれてしまうと肺が圧迫され、心臓や血管にまで影響が及んでしまうこともあるのです。重度の状態になるとチアノーゼ反応や呼吸困難が発生する場合もあります。

気管支鏡検査で生じることも

どのような状況で気胸が発生するのでしょうか。多いのは肺癌の検査の際。気管支鏡検査などを行う際、メスが気胸を傷つけてしまい、そこから空気が漏れ出てしまう場合があるのです。
これは検査の上でどうしても避けられない部分もあるため、いかに軽度で済ませるか、空気が漏れ出た後にどれだけ適切な措置を行うかがポイントとなってきます。

気胸によって肺が縮んだ程度が全体の25%以下の場合はそれほど深刻ではなく、安静にしていれば1日程度で治ります。ただ重症の場合には胸にチューブを挿入するなどして治療を行う必要も出てくるのです。肺癌の検査・治療に伴う注意点として憶えておきたいリスクといえるでしょう。

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