肺癌について知ろう!トップ > 腫瘍マーカーNSE(腫瘍マーカー)の特徴

NSE(腫瘍マーカー)の特徴

小細胞癌の検査に適した腫瘍マーカー

おもに小細胞癌の検査に広く用いられている腫瘍マーカーがNSEです。このNSEは「神経特異エノラーゼ」と呼ばれる物質で、神経細胞に対して特異性が高いという特徴を持っています。そのため細胞関連の腫瘍に対して大量に産生されるため、小細胞癌の検査に適しているのです。

肺癌の小細胞癌のほか、胃がんや神経芽細胞腫などの神経に関わる悪性腫瘍が疑われる場合に広く用いられています。また、甲状腺髄様癌や褐色細胞腫といった神経内分泌腫瘍の場合でもこの腫瘍マーカーが活躍しています。

治療効果の確認にも用いられる

特徴としては早期の発見だけでなく、治療や再発の有無に対しても高い精度を持っている点
そのため抗がん剤や放射線治療を行った際にモニタリングに際して使用されたり、根治できたかどうか、再発していないかどうかを確認する上でも大きな役割を果たしています。

ただし、非小細胞癌においても陽性を示すことがあるため慎重な判断が求められます。とくに抗がん剤治療や放射線治療に対して感受性が高く、陽性が現れることが多いようです。医師はその辺も踏まえたうえで検査結果を判断する必要があるのです。

使用されることは減少傾向に

最近では同じく小細胞癌の検査にProGRPという腫瘍マーカーが使用されるようになっており、NSEはそれに比べると精度においてやや劣るといわれています。
そのためやや使用されるケースが減少している傾向も見られますが、小細胞癌を発見、治療を進めていく上で非常に重要な役割を果たしていることは間違いないでしょう。

スポンサードリンク


Copyright (C) 中高年の病気や症状 All Rights Reserved. ※当サイトのテキスト・画像等すべての転載転用、商用販売を固く禁じます。