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骨シンチグラフィー

放射線を使用する画像検査

知名度はあまり高くないものの、広く行われている肺癌の検査方法に骨シンチグラフィーがあります。名前を聞いてもピント来ない人がほとんどだと思いますが、アイソトープ検査といえばイメージが浮かぶ人が多いのではないでしょうか。

アイソトープとは放射線を出す「放射性同位元素」のことです。つまり、放射線を使用して行う検査です。最近では放射線が体に与える悪影響に不安が集まっていますが、この骨シンチグラフィーで使用される放射線はごく微妙なので被曝のリスクなどはほとんどありません。

骨への転移を検出する検査方法

名称からも判断できるように、骨を検査する点に大きな特徴があります。具体的にはテクネシウムリン酸化合物が集まった部分から出るガンマ線を捉えることで画像化することができるのです。
このテクネシウムリン酸は癌が転移した場所に集まる蛍光が見られるため、肺癌からの転移の有無をチェックする際に効果を発揮します。

別の骨の病気に反応することも

ただし、万能というわけではなく、骨に生じた他の病気や骨折に対しても反応してしまうため、臨床医による綿密なチェックと正しい判断が重要になってきます。検査の結果陽性になったからといって必ずしも癌だとは限られないわけです。

また検査の際にテクネシウムリン酸の注射を行いますが、それから画像検査を行うまで3時間程度かかるため、その間被験者はじっと待ち続ける必要があり、それが苦痛になるケースも多いようです。
このように、いくつかの注意点こそありますが、効果的に肺癌と転移の状況を確認できる検査方法といえるでしょう。

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