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超音波検査
超音波の信号を解析し画像化する
肺癌の有無を判定する検査方法のひとつに超音波検査があります。エコー検査という名称でも知られています。この検査方法はとくに肺癌からの転移を確認する際に広く用いられています。
体に超音波を当てると体内へと入っていき、臓器に当たると跳ね返ってきます。
その際の信号を解析することで映像化することができ、それによって癌細胞の有無を確認することができるのです。とくに肝臓などの内臓に転移が進んでいないかを調べる際に使用されます。
体への負担が少ない検査方法
この超音波検査の最大のメリットは人体に害をもたらさないこと。たとえばCT検査の場合はX線による被爆が大きなネックとなります。しかし超音波は美容や健康などの施術でも使用されているように、体内への悪影響がありません。ですから状況に合わせて好きなときに何度でも検査を行うことができるのです。
とくに転移はいつどのような形で進むかわかりませんし、できるだけ早期に発見することが鍵となりますから、このメリットには大きな意味があります。
リンパ節への転移癌に有効
また、気管支鏡に超音波を出す装置を取り付け、肺の内部に直接超音波を当てて調べる超音波内視鏡検査も行われています。この場合は肺癌そのものを検査できるほか、もっとも多い転移のパターンといわれるリンパ節への転移の有無を確認することも可能です。
胸部X線検査と並んで手軽に行える肺癌の検査とも言われており、人間ドッグなどでも広く使用されています。肺癌の不安を感じている人はこの方法で検査を受けてみてはいかがでしょうか。
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