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マルチスライスCT

肺癌検査の問題を解決した検査方法

肺癌を検査する際によく使用される方法にマルチスライスCTがあります。
CT(コンピューター断層撮影)は体の内部を断面の形で撮影できる点に大きな特徴があります。
それによって癌細胞の有無、発生した箇所を確認することができるわけですが、肺癌の検査を行う際にはいくつかの点で大きな問題点がありました。

まず息を止める必要があること。動きが激しい肺の検査が難しい面もあるのです。
また高齢者や重病者の場合、息を止めている間に血圧や脈拍が上昇してしまうといった問題点もあります。そんな問題を解決するために導入された新たなCT装置がマルチスライスCTなのです。

修正点は体への負担軽減と精密な画像撮影

その最大の特徴は、複数の列によってより精密・鮮明な撮影が可能になったこと。
従来のCTではX線の検出器が1列の状況で撮影されていました。しかしマルチスライスCTでは16列以上の複数の検出器を使用しており、より精密な撮影ができるようになりました。

速度も検出器の数が多くなるほど速くなり、患者の負担も少なく済むようになります。また、X線を使用する際の被爆量も大幅な軽減が可能となり、約40%程度少なく済ませることができます。

癌の検出力を上げる縦方向の撮影

もうひとつマルチスライスCTの大きな特徴となるのが、縦方向の画像がとれるようになったこと。
従来のCTでは横方向、断面での画像でしか判断できなかったものが、1ミリメートルの画像を多数組み合わせていくことによって立体的な画像を撮影することができるようになったのです。

そのため癌細胞も検出・特定しやすくなり、早期発見に大きく役立つ効果が得られています。現在肺癌検査の主流ともなっており、さまざまな機関で使用されている状況なのです。

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