肺癌について知ろう!トップ > 肺癌について肺がんと遺伝の関係

肺がんと遺伝の関係

まだはっきりとは分かっていないのが現状

肺がんは現在、ほとんど制癌剤などが効かないガンとして非常に高い死亡率となっているガンですが、その発症にはおそらく遺伝が関係しているだろうと考えられています。
とは言え、これは大腸がんや胃がんにはっきりと遺伝関係が見られることから、「多分肺がんも遺伝するだろう」という判断が為されているのであり、現時点でもはっきりと肺がんが遺伝性だと述べることは出来ません。
ただ、喫煙などのリスクファクターが比較的小さい人でも、肺がんを発症しているケースや、逆に重度の喫煙者でも肺がんを発症しない例があることから、完全に後天的要素だけとは言えず、ある程度は先天的な遺伝要素が絡んでいると考えるのが妥当でしょう。

ただし、肺がんの原因遺伝子は存在します。

原因遺伝子は徐々に明らかになりつつつあります。

肺がんと遺伝をめぐる別の話として、近年になって急速に肺がんの原因遺伝子が特定されるようになって来ました。
2007年に発見され、すでに有効な阻害剤も販売されている「EMK4-ALK融合遺伝子」などもそうですし、今年に入ってからは「KIF5B−RET融合遺伝子」という原因遺伝子も見つかっています。

これらの遺伝子は先天的に存在するものではなく、何らかの原因で後天的に発生した遺伝子破損・異常の一種ですが、これらが特定されたことにより肺がんの治療法は急ピッチで進歩しているようです。
いずれはこれら直接の原因遺伝子と、それを引き起こす要素、そして先天的な遺伝要素との関係性が解明される日が来るものと期待されています。

スポンサードリンク


Copyright (C) 中高年の病気や症状 All Rights Reserved. ※当サイトのテキスト・画像等すべての転載転用、商用販売を固く禁じます。