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alk肺がんとは?

若年性の肺がん「alk肺がん」

「alk肺がん」とは、「EML4-ALK陽性進行非小細胞肺がん」とも呼べる肺がんの一種です。
肺がんは現在、最も死亡率が高いガンとして認識されていますが、全体の傾向として高齢者ほど肺がんを発症する確率が高く、また、喫煙者では有意に肺がんの発ガン率が上昇します。

しかし、ある割合で、若年であり、かつ喫煙をしていないのに発症する肺がんが存在しました。
これまでその原因は謎に包まれていたのですが、近年になってこのメカニズムが遺伝子上で解明されました。
原因遺伝子として特定されたのは「EML4-ALK融合遺伝子」というものであったため、それ以降、この遺伝子を原因とする若年性の肺がんを「ALK肺がん」と呼ぶようになりました。

治療法について

ALK肺がんは遺伝上のメカニズムが発見されるまで、抗癌剤耐性を持つ進行の早いガンとして猛威を振るっていました。
しかし、EML4-ALK融合遺伝子の特定がされてからは、そのメカニズムの解明が進んで、有効性の高い治療法が出現してきました。

このメカニズム理解から生まれたALK阻害剤である「クリゾチニブ」が、2012年の4月に日本でも認可されたことによって、このALK肺がんの治療に関してはっきりとした光明が生まれてきました。
クリゾチニブはこれまで手術が不可能だった非小細胞肺癌に、劇的な効果を示すとして期待が高まっています。

ただ、このクリゾチニブで効果をあげるためには、ALK肺がんであるという確証を、遺伝子スクリーニングで得る必要があり、その手法の浸透が今後の課題となっているようです。

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